第109回環日セミナー (2026年2月19日)
〔第109回環日セミナー〕
日時:2026年2月19日(木)13:30~15:00
場所:金沢大学 自然科学系図書館棟 G1階 G15会議室 /オンライン併用
申込:pattykiku@staff.kanazawa-u.ac.jpまでメールで参加希望をお知らせください。
(2月18日正午まで)
セミナー内容 (セミナー概要)
①「アイスコア研究のその先を目指して」
石野 咲子 (金沢大学 環日本海域環境研究センター 助教)
概要:極域のアイスコア試料は、過去の大気環境の復元に利用され、人為活動による大気汚染や気候影響の解明に大きく貢献してきました。しかしそんなアイスコア試料にもいくつか限界があります。その困難をなんとか突破できないものかと考え、金沢大着任以降、取り組んできた研究についてご紹介します。
②「福島県四倉海岸における放射性セシウム濃度の時空間分布特性」
長尾 誠也 (金沢大学 環日本海域環境研究センター センター長/教授)
概要:2011年福島原発事故後の2016年に福島県四倉海岸で海岸地下水と砂の放射セシウム濃度の調査を米国ウッズホール海洋研究所との共同研究として行い、地下水で放射性セシウム濃度が最大23Bq/Lであることを報告した。地下水濃度が高い砂層でも放射性セシウム濃度が高いことから、2018年と2019年に四倉海岸で海岸砂の放射性セシウム濃度の鉛直分布を計測した。その結果、海岸砂の放射性セシウム濃度は地下水面を基準に考えると、その濃度と分布特性が2018年と2019年でほぼ一致すること、地下水層は少なとも3層存在していることが明らかとなった。