金沢大学公開講座「海外学術調査旅ノート2024①調査航海編」で当センター井上准教授が講師を務めました

今回の講座では、井上睦夫准教授が海洋研究開発機構の海洋地球研究船「みらい」の海洋調査の様子や,海中の海水試料採取法を写真を使って紹介しました。次いで,金沢城の鉛瓦に含まれる鉛や,むつ鉄(戦艦陸奥の一部に利用されていた鉄)の極低レベル放射線測定への利用,2011年の福島原発事故以降の134Cs(放射性セシウム)のトレーサーとした北太平洋表層の海水循環についてや,本学の尾小屋地下実験室の旧尾小屋鉱山廃坑トンネルについての解説がありました。