44th Kan-nichi Seminar
Date: 15 October, 2019
Time: 17:30-19:00
Venue: Special meeting room, G1 floor, Natural Science and Technology Library, Kakuma Campus, Kanazawa University

1.Accident of Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant for a researcher majoring atmospheric aerosol

Naoki KANEYASU (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)

大気エアロゾルの挙動について長く研究してきた演者は、2011年3月に福島原発事故が発生した当初、家族の安全を守るためだけに自らの知識を応用してしまった。事故直後から放射性核種の測定を始めていた研究者が数多くいる中、まことに恥ずかしい話である。事故最初期の危機的状況が落ち着き始めた頃になって、ようやくこれではいけないと思い直し、予算・研究機器・経験も無いながらも、利用可能な知識・人脈・体力のみを用いて、事故により放出された放射性核種の実態や輸送・沈着のメカニズムについて取り組み始めた。本講演ではその概要を紹介する。